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コンタクトレンズをしている人は要注意の巨大乳頭結膜炎

2019年12月20日

大きなブツブツとなる乳頭が上瞼の内側に発症するのが巨大乳頭結膜炎であり、強い炎症を起こしている症状です。原因はコンタクトレンズに付着するタンパク質の汚れの変性物であり、アレルギー反応がその変性物に対して出ています。

清潔な状態をできるだけ管理しながら使用をするのも、日々コンタクトレンズを使う上では大事なことです。しかしタンパク質の汚れなど、汚れの付着したままのコンタクトレンズを使い続けてしまうと、巨大乳頭結膜炎を発症しやすくなります。

上瞼の内側に乳頭が生じたり、強いかゆみを感じたり、めやにがたくさん出るのも、巨大乳頭結膜炎を発症した時の特徴です。コンタクトレンズの使用を中止して、ただちに病院へ行くことです。

巨大乳頭結膜炎によるアレルギー性結膜炎の症状が出始めると、まぶたにまゆみを感じはじめます。かゆいのでつい手で頻繁に目元をこするようになりますが、かゆみは痛みになり異物の入ったようなゴロゴロ感が出ることがほとんどです。

めやにや涙も出てきますが、一時的なものと自己判断で安易に考えることは出来ません。結膜が次第に充血をしてきますので、赤くまぶたが腫れてくるためです。この時点でまだにコンタクトレンズを使っているなら、すぐに使用を中止してただちに病院へ行くべきですが、悪化してしまうともっと深刻な事態になります。

充血は角膜周囲にまで及ぶようになり、ゼリー状のめやにが角膜に生じるようになるためです。かなり重症な状態になりますので、悪化をする前にかゆみの段階で、近くの眼科を受診するようにします。

自己判断で破たんに充血をしているとか、寝不足や疲れと思い込みがちです。しかし次第に状態は悪い方向へ変化していくので、自分でも何かおかしいと感じ始めます。医療機関では結膜やかゆみの充血の症状など、あらゆる状況からアレルギー性結膜炎の診断をするため、正しい判断で原因と解決へ向けての対処をすることが可能です。

春や秋などの季節的なものが関わることが判明している、花粉症などの場合であれば、充血やかゆみなどの症状が出る前に、点眼薬を使用することで予防になりますし症状を軽減できます。ヒスタミン受容体のかゆみスイッチを減少させる、専用点眼薬を使用するなども医療機関では可能です。

強いかゆみのときに処方されるヒスタミンH1拮抗点眼薬などは、直接ヒスタミンの作用を阻止してくれます。効果が出るまでに2週間ほどかかるメディエーター遊離抑制点眼薬を使うことで、ヒスタミンを増やさないことも可能です。比較的副作用の少ない医薬品での対処ができる抗アレルギー点眼薬ですが、巨大乳頭結膜炎治療の際にも、医師の指示に従い使用をします。

自分の判断で中止をすることなく、専門家のアドバイスの元で使い続けることです。レンズがすぐ汚れるようになったり、めやにが以前よりも増えたり、レンズがずれたり、目がかゆいなどの症状が出る時には、コンタクトレンズを使わずに眼科を受診するようにします。